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フリーダウンロードです。Bandcampでは、一つのアカウントが月毎に提供できるフリーダウンロード回数に上限があるらしく、これを超えた場合は金額を入力する画面が出るはずなので、時間を置いてからまたアクセスしてみてください。解凍ソフトによっては文字化けしますが、拡張子を打ち直してやれば正常に聴けるはずです。音質その他全て制作上の意図によるものです。よろしくお願いします。

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released January 12, 2016

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Track Name: ゆびきり高架
意味以下、否
“蝶の夢ひらひら”みたいな
コンセクエンスにいらいら
また靴底突き刺さるコンクリート

予想通り
ミリも違わない苦楽が
喉を通るたび
ひたすらあり得た
「」ばかり大きくなる

またハッピーエンドを
放棄しちゃったんだ
それでも「終わるよりマシ」だと

(まだ)

絶対だよ、って
切り飛ばした指
水面を一瞬揺らして
その底に着くまでの
ながいながい眠りを
想像したのだ

(まだ?)

ピカピカピカ、夜の街ふらふら
死体のオーディエンスがうじゃうじゃ

唸ってはひび割れたコンクリート
また靴底突き刺さるコンクリート

ただラッキールーザーで
通過しちゃった罠
それでも「負けるよりマシ」だと

(まだ)

絶対だろ、って
知った風な未来
空中を一瞬滑って
その果てを見るまでの
黒い黒いとばりも
想像したのだ

「まだ?」

「まだ!」
Track Name: 120
「咲かないで枯れたつぼみ」
浮ついた比喩に
乗っかってしまった
「まだ夢を見てる?」

痛みさえ誇らしげに
張りついたアホの顔で
誤魔化してやった

書き出せない素直な詩を
手放せないでいる具合

朝は「はじまり」を
背負わされて灰色

知らぬ背中を羨む愚かさが
やけに心地よくて

また免れてしまった
Track Name: 映画
糸を引き粘つくような
怠惰に埋もれた
目覚ましを見つめて
深く欠伸をしたんだ

「これは夢なんだ
ずっと嘘だったんだ」
って囁く声が心地よくて困る

切り抜いたフィルムで
愛しあった2人が静かに
語り合うだけならば
「想像のエンドは不毛でもいい」
と敢えて笑った

けど、泣いた君は
どうなったの?
もう誰も知らない

やっぱり、どうだっていいか


遡り浮かんだ過去の涙を
寄せては返す波間に
血の流れない痛みこそ
包帯の下に

哀しい顔は
うまくなったらしい
でも、感傷が晴れたら
明日はどうしよう

どうしよう?

つまらない映画さ
愛し合った2人が
世界を救うだけだろ
お決まりのエンドは
卑怯すぎるんだ、綺麗で

ねえ、次回作は
どうだったの
もう誰も死なない?

やっぱり、うん
知らなくていいや
Track Name: まがい
くず鉄の山に隠した
未完の物語の
続きを始めようか

誰かがやりつくした方法で
救えばいいだろう

「これは夢だ」って
囁く声が心地よくて
ハマるけど

まだこの脚は動くか
この眼はもっと遠くを
見渡せるだろうか

どうかまた
期待させてくれないか
って誰にも、もう
頼めやしないかな?

後戻りを嫌って
かえって傷が増えたら
また偽物だけの
パーティー始めようか

誰かが注ぎ足した
グラスを飲み干せば
それが罠だって
関係ないな

気持ちよくて、トべる
Track Name: 部屋
窓の外に吹く微温い風を
意識しながら
できるだけ大きな空洞を
想像してみる

いちばん正しい言葉を
「わかってる」なんて言っても

約束を破ってごめんね
絶対にゆるさないでよ

まだ遠いの
そこはここからどのくらい?
わからない

やっと触れたような
気がしてたのに

ねえもっとくだらないこと
知りたいよ、教えてよ

「さよなら」なんか
聞こえてないから黙ってて
Track Name: この風
あー

一歩先の電灯照らした
あやふやな問いに

嘆くほど本当からは
遠くなっていく思い出

もっと掠れたらちゃんと
思い出せそうな気がして

愛想尽かせた亡霊
温度のない手を離した

「それは空洞だった」
知ったように
彼我を崩したって

耳を通り越して
言葉になって返った
それだけだった


ただ
きっと塵になっていく
「どれも消えるのか」
と泣いてみた

まただんだん
遠くなっていく

ふざけた引力に乗って
見えなくなった

ただ
見えなくなった


不在を追って
続く言葉を失くしても

静かすぎることなんてない
風を続けようか

思い出したって
Track Name: ゆびきり遊覧
下を見てはいけなかった
足が竦んでしまいそうだ
あとは踏み外すだけなのに

詰まって逃げた言葉を追って
息も止まってしまうような今は
白紙の可能性も信じられない

浚っていった網の目を
すり抜けてしまった
水面の向こうできっと
閉じかけの昨日が
忘れられるのだろう

****************************

隠した手でぎゅっと握ったって
またどれも嘘になっている気がして
飽きたって、ずっと笑えたらいいね

****************************

(まだ?)

傷はついに癒えなくて
旅も終わってしまいそうだ

あの窓を思い出す
曇っていた

奪って湿気た孤独を背負って
夜が止まってしまいそうな今は
ガラスの透明も信じられない

塞いで切った潮騒の架空
解けてしまった遊覧の
先にあった遠くなる街が
意味を拒んでいても

****************************

開いた手をそっと下ろしたのは
もう全部過去になっている気がして
凪いだって、ずっと泣けたらいいね

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「誰も覚えちゃいないよ」

(まだ?)

「開けてしまったんだ」